前立腺SBRTのworkflowを完全解説―スペーサー・尿道カテーテル・MRI・位置合わせまで

導入
近年、日本でも前立腺癌SBRTが急速に普及しています。
JASTROガイドラインの整備、保険診療、VMATの普及、IGRTの標準化により、
5回照射
7回照射
が珍しくなくなりました。
しかし、
実際の現場では
「何Gy照射するか」
よりも、
workflow
が重要になります。
理論と臨床は違います。
なぜSBRTなのか
低α/β
長期成績
PACE-B
HYPO-RT-PC
PACE-A
HYPO-RT-PC Trial
日本との違い
workflow①
初診
MRI
PSMA PET
骨シンチ
ホルモン療法適応
workflow②
スペーサー
現在はかなり普及。
SpaceOAR
Barrigel
適応
禁忌
実際どれくらい線量が下がるか
日本ではどうか
workflow③
金マーカー
何個?
どこへ入れる?
MRIとの位置関係
CBCTとの位置合わせ
workflow④
尿道カテーテル
施設差が最も大きい。
実際には
・毎回入れる施設
・CTだけ入れる施設
・MRIだけ
・全く使わない施設
海外施設もかなり違います。
workflow⑤
膀胱充満
最も施設差があります。
水500mL
30分前
1時間前
尿量測定
BladderScan
最近はAIによる自動評価もあります。
workflow⑥
直腸準備
浣腸
排便
ガス対策
ここが照射精度を左右します。
workflow⑦
ブチルスコポラミン
実は施設差があります。
使用施設
使用しない施設
文献
エビデンス
副作用
最近の海外施設
workflow⑧
CT
MRI
Fusion
Contour
尿道描出
直腸壁
神経血管束
ここは放射線治療医向け。
workflow⑨
Planning
PTV margin
3mm?
5mm?
Posterior 2〜3mm?
国内外比較
workflow⑩
毎回照射
CBCT
ExacTrac
Surface Guidance
MRI-Linac
Adaptive
日本と海外の違い
ここが一番面白い。
海外
・MRI毎回
・Adaptive
・PSMA PET
・Hydrogel標準
日本
・CT中心
・CBCT
・施設差
・人手不足
AI時代
Auto contour
Auto registration
Adaptive
しかし
最後は人間。
まとめ
前立腺SBRTは
「5回照射だから簡単」
ではありません。
成功する施設は
workflow
が徹底されています。
スペーサー
金マーカー
膀胱
直腸
位置合わせ
治療計画
どれか1つではなく、
すべてがつながって初めて高精度治療になります。
だからこそ、
装置ではなく戦略。
workflowがすべて。
そして、
高精度ではなく患者利益。


