【固定具選び】なぜ日本人にはライフカラーのマスクが適しているのか?

放射線治療では、照射精度が治療効果や副作用に直結します。その精度を左右する要素の一つが**「固定具」です。特に頭頸部がんなどでは患者の体動を最小限に抑える固定マスク**が不可欠です。しかし近年、その選定には価格や適合性、さらには新技術SGRTへの対応といった、さまざまな要素を総合的に考慮する必要が出てきています。
今回は、**日本人に合った固定具とは何か?**を掘り下げ、当社「ライフカラー」が開発・販売しているマスクの利点について、科学的な視点と経済的合理性の両面からご紹介します。
◆ 医療現場が抱える「固定具のジレンマ」
現在、固定具にかかるコストは**「固定具加算:1,000点(=10,000円)」で一律です。しかし、実際に販売されている高品質なマスクは、1枚あたり15,000円〜20,000円を超えることも珍しくありません。特に欧米メーカー製のマスクは、「補強材」**が使用されており、価格が高くなりがちです。
ではなぜ、補強材が必要になるのでしょうか?
◆ 欧米製マスクは「大型体型」基準
多くの欧米メーカーの製品は、白人や黒人の標準体型(大柄)に合わせて設計されています。そのため、マスク自体のサイズが大きく、日本人を含むアジア人に使用した場合、過剰に引き延ばされることになります。
この過度な伸張が、マスクの剛性低下や変形を招くため、補強材で支える設計となっているのです。
これは逆に言えば、「日本人にはオーバースペック」であり、本来必要のない補強材にコストをかけていることになります。
◆ SGRTの普及で「マスク精度」も再注目
近年注目されている**SGRT(Surface-Guided Radiation Therapy)**は、患者の皮膚表面を3Dスキャンでリアルタイムに追跡し、ミリ単位のズレも即座に補正できる画期的な技術です。
しかし、SGRTの精度を最大限に発揮するには、固定具の品質も一定以上である必要があります。
✔ ズレが生じやすい柔らかいマスク
✔ アジア人体型に合っていない形状のマスク
こういった製品では、SGRTの恩恵を活かしきれません。
◆ 「アジア人向け」に最適化されたライフカラーのマスク
当社「ライフカラー」が開発した固定マスクは、アジア人の頭部・肩幅に最適化されたサイズ設計がなされています。これにより、次のようなメリットが得られます。
◎ 適度な張力で、補強材が不要
日本人にぴったりのサイズ設計のため、過度な引き伸ばしが不要。素材本来の剛性が保たれ、補強材がなくても高い固定力を発揮します。
◎ 医療経済にやさしい価格設定
補強材が不要なため、価格を1枚1万円以内に抑えることが可能。これは加算点数内での採算を実現し、医療機関にも患者にも優しい選択肢となります。
◎ SGRTとの相性も抜群
余計な補強材による“かさばり”がなく、皮膚表面が正確にカメラで認識されやすい形状です。SGRTシステムとの親和性が高く、将来的な高精度放射線治療との併用に理想的です。
◆ 科学的な視点からみた「フィット性の違い」
海外製の大型マスクを日本人に使用すると、以下のような影響が懸念されます。
- 伸張率: 通常10〜15%が適正だが、アジア人では20%以上の過伸張になることも
- CT再現性: 肩の高さや顎位置が合わず、再現精度にばらつきが生じる
- 素材劣化: 長期使用や熱成形時の応力集中により劣化が早まる可能性
一方、ライフカラーのマスクは、データベース化されたアジア人成人の体表計測をもとに設計されており、形成後の接地面積・接触圧が安定するよう設計されています。
◆ まとめ:今こそ、日本人に合った固定具を選ぶ時代へ
医療技術が進歩しても、それを患者に届ける現場のツールが不適切では、本来の効果を発揮できません。固定具はその典型です。
日本国内での放射線治療では、今後SGRTやIMRTなど、より高精度な治療が主流になる時代が来ています。その中で求められるのは、
- 適正価格で
- 高い精度を維持し
- 技術革新に適応できる
――そんな製品です。
ライフカラーは、**“アジア人体型への最適化”と“補強材不要でも確かな品質”**を両立した製品で、現場と患者の双方に貢献していきます。
ぜひ一度、導入をご検討ください。
👉 詳細・お問い合わせは
📎 ライフカラー医療部門公式サイト


